サイバーパンク2077の世界観

Wikis > サイバーパンク2077の世界観

サイバーパンクの世界

1989年、アメリカ合衆国では腐敗した政府機関が大統領を傀儡化し暴走
中米諸国と戦争を始めるが、中米諸国のゲリラ戦での抵抗で泥沼化していった。
そして1993年、ニューヨークにて核爆弾テロが起こった。
この後世界株式市場大暴落、巨額財政赤字、民衆暴動、大統領および副大統領暗殺と政府の混乱によって
合衆国は完全に無政府状態に陥った。

 

この後も異常気象や欧州諸国との戦争などにより
ワシントンDCを始め合衆国のほとんどの都市が無人化し、いくつもの州が独立を宣言
職も住居も失った人々はノーマッドと呼ばれる部族集団を形成し荒野をさまよった

 

混乱は合衆国だけにとどまらず、全世界へと広がっていく
そうして各国の政府が混乱していく中、世界的に活動する巨大企業群の力を増していった
こうした巨大企業は莫大な経済力を持つのみならず、自らが私兵を持ち国家を左右する存在となっていく
その中でも日本のアラサカは日本の実権を握り、世界中へとその手を伸ばしていった

 

サイバーパンク2013のストーリー

ロバート・ジョン・リンダーはそうした混乱した合衆国で生まれた
第一次中米戦争に従軍した彼は極秘に非人道作戦に参加させられ、
左腕を失う重症を負いながら生き残り、戦死を装って軍を脱走した

 

巨大企業群に支配されるナイトシティ
彼は義腕をつけ、ジョニー・シルヴァーハンドと名を変え
ケリー・ユーロダインナンシーデニーらとサムライというロックバンドを結成
社会の腐敗への怒りを込めて歌うと、人々の共感を得て爆発的なヒットを重ねた

 

そんな中ジョニーの恋人オルトが何者かに拐われてしまう
オルトはITSという企業で働くネットランナーであったが
人間の記録と人格を電子的に記録することで
事実上の不老不死を実現できる可能性があるプログラムを偶然にも開発してしまう

 

ITSはこのプログラムの持つ副産物でもある
人間の電子的コピーを記録すると肉体からも意識が失われてしまうという機能を利用し
ICE(攻性防壁)ソウルキラーを完成させた
これにアラサカ社は目をつけ、これを改良するためにオルトを誘拐したのだった

 

ジョニーは彼を救ったトンプソン、凄腕のソロであるローグと彼女の相棒であるサンチァゴたちと
アラサカ・タワーからオルトを救い出そうとするが
その最中にオルトの精神はソウルキラーによってネット空間に飲み込まれてしまった

 

サイバーパンク2020のストーリー

ジョニーはアラサカ社から追われる中
サンチァゴが所属するノーマッドギャングアルデカルド・クランにかくまわれた
オルトが死んでしまったと思い込んだジョニーはさらなる怒りに燃え
音楽の力で社会を糾弾し続け、反抗のヒーローとしてその名声は不動のものとなっていた

 

2023年、巨大企業であるミリテクとアラサカ社の対立が全世界を巻き込む、第四次企業戦争へと発展した
ジョニーはオルトがネット空間で生きていて、新たなるソウルキラーを作らされていることを知り、
トンプソンとローグ、シャイタンスパイダー・マーフィーとともに動き出した

 

米軍とミリテク企業軍を率いるパトリック・エディントン将軍の依頼を受けた
モーガン・ブラックハンド指揮下のチームにジョニーたちは加わり、アラサカ・タワーを襲撃した
彼らはアラサカCEO荒坂敬の居住階のあるソウルキラー研究所に突入するが
ジョニーはアラサカ社のサイボーグ兵アダム・スマッシャーによって胴体を吹き飛ばされてしまう

 

救援にかけつけたモーガンによってアダム・スマッシャーは破壊されるが
エディントン将軍の策略によって小型核爆弾が起動し
ナイトシティ住民75万を巻き込んでアラサカ・タワーは破壊され
ジョニーとモーガンの消息は途絶えてしまった

 

サイバーパンク2077の世界

アラサカCEO荒坂敬の死によってアラサカ社は混乱に陥り
ナイトシティからの一時撤退を余儀なくされた
戦争は勝者を生まず混沌の中で収束していった

 

戦禍により世界はさらに疲弊し赤の時代の呼ばれる10年の暗黒の時代を迎えた

 

第四次企業戦争から50年後
いくつもの裏稼業を請け負っていたV(ヴィー)はビックになることを夢見ていた
彼(あるいは彼女)は相棒のジャッキー・ウェルズ
大物フィクサー、デクスター・デショーンの依頼を受けた
ターゲットはアラサカ社のRelicと呼ばれるプロトタイプチップ

 

それは永遠の命を得られるというものだった─